いつ?日本のラグビーシーズンは冬
ラグビーのシーズンは冬です。
国内のラグビー主要大会は冬に集中しています。
主な国内の主要大会と開催時期
大会 | 開催時期 |
日本選手権 | 1月〜2月 |
大学選手権 | 12月〜1月 |
全国高校ラグビーフットボール大会(花園) | 12月〜1月 |
トップリーグ | 8月〜1月頃 |
※2019ラグビーワールドカップの影響でトップリーグの日程は年ごとに変わっています。例年は8月〜1月頃に開催されていました。
日本のラグビーシーズンが”冬”の理由は季節が関係
日本の夏は気温が30度を越えます。
ただでさえ体のぶつかり合いの多いラグビーでは、体力の消耗が激しいスポーツです。
その上、30度以上の気温の中でのプレーは危険です。
そのため日本では気温の大会夏ではなく、秋〜冬にかけて多く試合が開催されていると言われています。
ちなみに、ラグビー発祥の地・イングランドでは気温が30度を超えることが珍しく、試合の開催に季節・気温はそこまで重要ではなかったのでしょう。
夏は短く、快適で、一部曇り、冬は長く、非常に寒く、風が強く、ほぼ曇りです。
1 年を通して、気温は 4°Cから 23°Cに変化しますが、-1°C 未満または 29°C を超えることは滅多にありません。
いまはシーズン・季節に関係なく、1年中ラグビー大会が開催
いまは冬だけではなく、春や夏にも大会が開催されています。
冬以外に開催されている主なラグビー大会
大会 | 開催時期 |
スーパーラグビー(プロリーグ) | 2月〜7月頃 |
選抜大会(高校生) | 3〜4月 |
サニックスワールドユース(高校生) | 5月 |
アシックスカップ(高校生) | 7月 |
春季大会・春季トーナメント(大学生) | 4月〜7月頃 |
国内でも1年中ラグビーの大会が行われており、年中どこかしらでラグビーが見れます。
ラグビーのシーズンは冬でしたが、いまではラグビーにシーズンはなくラグビー観戦ができます。
どうして冬以外の試合も増えたのか?
各カテゴリー、競技力の向上を図るために新たに大会を新設したと考えられます。
最近、新設された大会としては高校生の7人制ラグビー大会(アシックスカップ)や大学ラグビー春の大会(春季大会、春季トーナメント)があります。
※アシックスカップは7月に開催されますが、試合時間が7分と通常のラグビーに比べ試合時間が短いです。
15人制ラグビーに比べ、選手への負担も少ないと考えられます。
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今もラグビーのシーズンは冬
新しい大会の新設などもありますが、現在も各カテゴリー最高峰の大会(トップリーグ決勝・大学選手権・全国高校ラグビーフットボール大会)は以前と変わらず、冬に開催されています。
「ラグビーのシーズンは?」と聞かれたら、これからも「冬」と言えるでしょう。